@IDX:48800
@OFF:0xe8
@SPK:
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:48801
@OFF:0x11a
@SPK:
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:48802
@OFF:0x148
@SPK:
@JPN:　……。
@ENG:

@IDX:48803
@OFF:0x1ce
@SPK:
@JPN:　目覚めてもまだ悪夢が続いているようだった。
@ENG:

@IDX:48804
@OFF:0x208
@SPK:
@JPN:　真魚は無事だろうか？
@ENG:

@IDX:48805
@OFF:0x22c
@SPK:
@JPN:　昨夜の様子を思い出すと、不安が込み上げてくる。　
@ENG:

@IDX:48806
@OFF:0x27a
@SPK:
@JPN:　朝から、嫌な予感が止まらない。
@ENG:

@IDX:48807
@OFF:0x2a8
@SPK:
@JPN:　ひょっとしたら、すでに手遅れなのではないか？
@ENG:

@IDX:48808
@OFF:0x2e4
@SPK:
@JPN:　いや、それほどバカではないはずだ……。
@ENG:

@IDX:48809
@OFF:0x31a
@SPK:
@JPN:　嫌な想像とそれを否定する思考が、交互に頭の中を　駆け巡る。
@ENG:

@IDX:48810
@OFF:0x364
@SPK:
@JPN:　仕事に行けば分かることだが、確認するのが怖い。　
@ENG:

@IDX:48811
@OFF:0x3b4
@SPK:
@JPN:　だが、逡巡は短時間だった。
@ENG:

@IDX:48812
@OFF:0x3de
@SPK:
@JPN:　どのみち、仕事には行かなければならない。
@ENG:

@IDX:48813
@OFF:0x416
@SPK:
@JPN:　それはすでに仕事と言うより、僕と奴らとの戦いに　なっている。
@ENG:

@IDX:48814
@OFF:0x462
@SPK:
@JPN:　この計画を潰し全てを終わらせるための戦い……。　
@ENG:

@IDX:48815
@OFF:0x4b4
@SPK:
@JPN:　あんな奴らに、負けたくはない……。
@ENG:

@IDX:48816
@OFF:0x4e6
@SPK:
@JPN:　その思いが身体を動かし、準備を進めていく。
@ENG:

@IDX:48817
@OFF:0x520
@SPK:
@JPN:　そう、負けてなるものか……。
@ENG:

@IDX:48818
@OFF:0x61d
@SPK:
@JPN:　更衣室の空気がいつもと違う。
@ENG:

@IDX:48819
@OFF:0x649
@SPK:
@JPN:　なんと言うか、空気が掻き回されたような感じ。
@ENG:

@IDX:48820
@OFF:0x685
@SPK:
@JPN:　これは多分、人がいた気配。
@ENG:

@IDX:48821
@OFF:0x6af
@SPK:
@JPN:　僕が来る前に、誰かがこの更衣室に入った。
@ENG:

@IDX:48822
@OFF:0x6e7
@SPK:
@JPN:　誰が、一体何の目的で……。
@ENG:

@IDX:48823
@OFF:0x721
@SPK:
@JPN:　用心するように辺りを見回す。
@ENG:

@IDX:48824
@OFF:0x74d
@SPK:
@JPN:　ロッカーの扉に、一枚のメモが挟まっていた。
@ENG:

@IDX:48825
@OFF:0x787
@SPK:
@JPN:　メモには、真魚が病気で休みだということ、それで　ミーティングができないことが書かれていた。
@ENG:

@IDX:48826
@OFF:0x7ff
@SPK:
@JPN:　……嫌な予感が当たったのか？
@ENG:

@IDX:48827
@OFF:0x82b
@SPK:
@JPN:　……いや、まだそうと決まったわけではない。
@ENG:

@IDX:48828
@OFF:0x865
@SPK:
@JPN:　本当に病気なのかもしれないし、副院長が担当者を　休ませて僕の様子を見る実験なのかもしれない。
@ENG:

@IDX:48829
@OFF:0x8d1
@SPK:
@JPN:　あとで御堂さんに確認すれば、全てがはっきりする　はずだ……。
@ENG:

@IDX:48830
@OFF:0x929
@SPK:
@JPN:　そうして自分を納得させながら、作業着に着替えて　いく。
@ENG:

@IDX:48831
@OFF:0x96f
@SPK:
@JPN:　今日の死体がどんなものか、メモには全く書かれて　いなかった。
@ENG:

@IDX:48832
@OFF:0x9bb
@SPK:
@JPN:　それが、違う意味での不安を煽る。
@ENG:

@IDX:48833
@OFF:0x9eb
@SPK:
@JPN:　全身が腐乱した、見るも無惨な死体……。
@ENG:

@IDX:48834
@OFF:0xa21
@SPK:
@JPN:　ミイラ化した、性別すら分からない死体……。
@ENG:

@IDX:48835
@OFF:0xa5b
@SPK:
@JPN:　実験なのだから、どんな死体でも不思議ではない。　
@ENG:

@IDX:48836
@OFF:0xaab
@SPK:
@JPN:　だが、昨夜の死体は何ともなかった。
@ENG:

@IDX:48837
@OFF:0xadd
@SPK:
@JPN:　分かっていた情報は、女性と言うことだけ。
@ENG:

@IDX:48838
@OFF:0xb15
@SPK:
@JPN:　条件は今日とほとんど同じだ。
@ENG:

@IDX:48839
@OFF:0xb41
@SPK:
@JPN:　おそらく、もう何か仕掛けてくるということはない　のではないか。
@ENG:

@IDX:48840
@OFF:0xb9f
@SPK:
@JPN:　都合のいい自分勝手な解釈で、自らの心を落ち着か　せようとする。
@ENG:

@IDX:48841
@OFF:0xbed
@SPK:
@JPN:　大丈夫だ。
@ENG:

@IDX:48842
@OFF:0xc07
@SPK:
@JPN:　僕は最後まで耐えられる。
@ENG:

@IDX:48843
@OFF:0xc2f
@SPK:
@JPN:　大丈夫、大丈夫、大丈夫……。
@ENG:

@IDX:48844
@OFF:0xc6b
@SPK:
@JPN:　覚悟を決め、呼吸を整え、静かに時を待つ。
@ENG:

@IDX:48845
@OFF:0xca3
@SPK:
@JPN:　……８時ちょうど。
@ENG:

@IDX:48846
@OFF:0xcc5
@SPK:
@JPN:　長針が刻む僅かな音を合図に腰を上げると、緊張に　強張る足取りで更衣室をあとにした……。
@ENG:

@IDX:48847
@OFF:0xdf0
@SPK:
@JPN:　ここに、今日の死体が沈んでいる……。
@ENG:

@IDX:48848
@OFF:0xe24
@SPK:
@JPN:　静かな液面を、悪意が満たしている……そんな嫌な　感覚が漂ってくる。
@ENG:

@IDX:48849
@OFF:0xe86
@SPK:
@JPN:　いつもとは違う流れ……。
@ENG:

@IDX:48850
@OFF:0xeae
@SPK:
@JPN:　何かがあるような、予感めいた思い……。
@ENG:

@IDX:48851
@OFF:0xee4
@SPK:
@JPN:　それらを感じながら、いつも通り引き上げの作業に　取りかかる。
@ENG:

@IDX:48852
@OFF:0xf40
@SPK:
@JPN:　液面に棒を差し込み、揺れる人影を突く。
@ENG:

@IDX:48853
@OFF:0xf76
@SPK:
@JPN:　浮力を得た死体が浮かび上がる。
@ENG:

@IDX:48854
@OFF:0xfa4
@SPK:
@JPN:　身体の先端を液面から突き出し、その全貌を露わに　する。
@ENG:

@IDX:48855
@OFF:0x1007
@SPK:
@JPN:　……意外にも、浮かび上がった死体はまともなモノ　だった。
@ENG:

@IDX:48856
@OFF:0x104f
@SPK:
@JPN:　これと言った特徴のない、ごく普通の男性の死体。　
@ENG:

@IDX:48857
@OFF:0x10a1
@SPK:
@JPN:　これが……今日の死体？
@ENG:

@IDX:48858
@OFF:0x10c7
@SPK:
@JPN:　張り詰めていた緊張がほぐれ、思わず漏れたため息　と共に全身の筋肉が一気に弛緩していく。
@ENG:

@IDX:48859
@OFF:0x120b
@SPK:
@JPN:　だが、死体の顔を覗いた瞬間、記憶の片隅で警鐘が　鳴り響いた。
@ENG:

@IDX:48860
@OFF:0x1333
@SPK:
@JPN:　僕はこの死体を見たことがある。
@ENG:

@IDX:48861
@OFF:0x143d
@SPK:
@JPN:　僕はこの死体を知っている。
@ENG:

@IDX:48862
@OFF:0x1543
@SPK:
@JPN:　僕はこの死体が誰だか知っている。
@ENG:

@IDX:48863
@OFF:0x164f
@SPK:
@JPN:　こいつは……。
@ENG:

@IDX:48864
@OFF:0x1749
@SPK:
@JPN:　この死体は……。
@ENG:

@IDX:48866
@OFF:0x29b8
@SPK:　　　　　　　　　院長だ！！
@JPN:　副院長が優しく語りかけていた死体……。
@ENG:

@IDX:48867
@OFF:0x29ee
@SPK:
@JPN:　副院長の落としていった写真の中で、副院長と寄り　添って微笑んでいた男性……。
@ENG:

@IDX:48868
@OFF:0x2a4a
@SPK:
@JPN:　雑誌で院長として紹介されていた人物……。
@ENG:

@IDX:48869
@OFF:0x2a82
@SPK:
@JPN:　そして……いま目の前に横たわっている死体。
@ENG:

@IDX:48870
@OFF:0x2abc
@SPK:
@JPN:　記憶の断片が繋がっていく。
@ENG:

@IDX:48871
@OFF:0x2af8
@SPK:
@JPN:　やっぱり院長は死んでいたのか……。
@ENG:

@IDX:48872
@OFF:0x2b2a
@SPK:
@JPN:　あの時の死体は院長だったのか……。
@ENG:

@IDX:48873
@OFF:0x2b6a
@SPK:
@JPN:　と同時に、疑問が浮かび上がってくる。
@ENG:

@IDX:48874
@OFF:0x2b9e
@SPK:
@JPN:　なぜ病院内で院長の死が話題になってないのか？
@ENG:

@IDX:48875
@OFF:0x2bda
@SPK:
@JPN:　なぜ霊安室からここにくるまでに、これほどの時間　がかかったのか？
@ENG:

@IDX:48876
@OFF:0x2c2a
@SPK:
@JPN:　なぜ実験が続けられているのか？
@ENG:

@IDX:48877
@OFF:0x2c58
@SPK:
@JPN:　実験の指示を出しているのは誰なのか？
@ENG:

@IDX:48878
@OFF:0x2c8c
@SPK:
@JPN:　そして……なぜ、ここにこの死体があるのか……？　
@ENG:

@IDX:48879
@OFF:0x2cde
@SPK:
@JPN:　いくら考えても答えが出ることはない。
@ENG:

@IDX:48880
@OFF:0x2d12
@SPK:
@JPN:　今の僕にできることはただ一つ。
@ENG:

@IDX:48881
@OFF:0x2d40
@SPK:
@JPN:　この死体を洗うことだけだ。
@ENG:

@IDX:48882
@OFF:0x2d82
@SPK:
@JPN:　ブラシを手に、力強く死体を擦り始める。
@ENG:

@IDX:48883
@OFF:0x2db8
@SPK:
@JPN:　ここから出れば、こいつは教材になる。
@ENG:

@IDX:48884
@OFF:0x2dec
@SPK:
@JPN:　学生に解剖され、原形も留めないほどにバラバラに　される……。
@ENG:

@IDX:48885
@OFF:0x2e48
@SPK:
@JPN:　真実がどこにあるのかは分からない。
@ENG:

@IDX:48886
@OFF:0x2e7a
@SPK:
@JPN:　今の僕にできるのは、こいつを洗うこと。
@ENG:

@IDX:48887
@OFF:0x2eb0
@SPK:
@JPN:　与えられた仕事をこなし、この実験で最後まで生き　抜くこと……。
@ENG:

@IDX:48889
@OFF:0x2f65
@SPK:［女の声］
@JPN:　な、何をしているの！？　やめなさい！
@ENG:

@IDX:48892
@OFF:0x307b
@SPK:[\protag]
@JPN:　……副院長？　何であなたがここに……。
@ENG:

@IDX:48894
@OFF:0x30e6
@SPK:［千草］
@JPN:　そんなこと、関係ないでしょ！？　いいからやめなさい！！
@ENG:

@IDX:48897
@OFF:0x3154
@SPK:[\protag]
@JPN:　何を言っているんです？　ここに来た死体を洗うのが僕の仕事でしょ？
@ENG:

@IDX:48899
@OFF:0x31d9
@SPK:［千草］
@JPN:　あなた、自分が何をしているか分かってるの！？　その人は、院長先生なのよ！？
@ENG:

@IDX:48902
@OFF:0x325b
@SPK:[\protag]
@JPN:　……やっぱりそうですか。今ようやく確信が持てました。
@ENG:

@IDX:48903
@OFF:0x3324
@SPK:
@JPN:　これが院長……。
@ENG:

@IDX:48904
@OFF:0x3344
@SPK:
@JPN:　全ての元凶……。
@ENG:

@IDX:48905
@OFF:0x3364
@SPK:
@JPN:　この狂気に満ちた実験の首謀者……。
@ENG:

@IDX:48906
@OFF:0x33a4
@SPK:
@JPN:　自分の中で、復讐心という名の青黒い炎が点るのを　知覚した……。
@ENG:

@IDX:48907
@OFF:0x33f2
@SPK:
@JPN:　実験の狂気は、いつの間にか、僕の精神をも毒して　いたのだろうか……。
@ENG:

@IDX:48908
@OFF:0x3446
@SPK:
@JPN:　院長の死体と、それを前に狼狽し喚き散らす副院長　の姿を、冷徹な、しかし熱く滾る眼差しで見つめる　自分がそこにいた。
@ENG:

@IDX:48910
@OFF:0x35c5
@SPK:［千草］
@JPN:　分かってるなら今すぐやめなさいよ！！
@ENG:

@IDX:48913
@OFF:0x3621
@SPK:[\protag]
@JPN:　副院長……言ったはずですよ。死体を洗うのが僕の仕事です。コレが誰であろうと僕には関係ありません。
@ENG:

@IDX:48915
@OFF:0x36c6
@SPK:［千草］
@JPN:　や、やめなさい！　やめてぇ！
@ENG:

@IDX:48916
@OFF:0x3730
@SPK:
@JPN:　身を挺してかばうつもりなのか？
@ENG:

@IDX:48917
@OFF:0x375e
@SPK:
@JPN:　ブラシを跳ね飛ばし、男性の身体を隠すように覆い　被さっている。
@ENG:

@IDX:48918
@OFF:0x37ac
@SPK:
@JPN:　……なぜそんなことをするのだろう。
@ENG:

@IDX:48919
@OFF:0x37de
@SPK:
@JPN:　彼女にとって、院長の死体はそれほどに大事なもの　なのだろうか？
@ENG:

@IDX:48920
@OFF:0x383c
@SPK:
@JPN:　死体に覆い被さった彼女は、頑として動かない。
@ENG:

@IDX:48921
@OFF:0x3878
@SPK:
@JPN:　ブラシで突こうと足蹴にしようと、全く動く気配を　見せない。
@ENG:

@IDX:48922
@OFF:0x38c2
@SPK:
@JPN:　白衣をホルマリンまみれにして、一途に院長の死体　をブラシから守り通している。
@ENG:

@IDX:48925
@OFF:0x395a
@SPK:[\protag]
@JPN:　いい加減、諦めたらどうなんですか？　……はっきり言って、邪魔ですよ？
@ENG:

@IDX:48927
@OFF:0x39e3
@SPK:［千草］
@JPN:　嫌よ！　この人は渡さない！　お願いだからやめて！
@ENG:

@IDX:48930
@OFF:0x3a4b
@SPK:[\protag]
@JPN:　『やめて』なんて言われても困りますよ。僕の仕事はここにある死体を洗うことなんですから。
@ENG:

@IDX:48932
@OFF:0x3ae6
@SPK:［千草］
@JPN:　違う！！　死んでなんていない……死んでなんて……彼は死んでなんかいないの！！！
@ENG:

@IDX:48935
@OFF:0x3b6c
@SPK:[\protag]
@JPN:　はあ？　どう見たって死んでますけどね。副院長がここに運ばせたんじゃないんですか？
@ENG:

@IDX:48937
@OFF:0x3c01
@SPK:［千草］
@JPN:　そ、そんなことするわけないじゃない！！　だって彼は生きてるのよ！！　こんなことしたら……こんなことしたら……。
@ENG:

@IDX:48939
@OFF:0x3cb6
@SPK:［女の声］
@JPN:　どうかしましたかぁ？　副院長センセ？
@ENG:

@IDX:48941
@OFF:0x3e43
@SPK:［千草］
@JPN:　さ、佐伯さん！？
@ENG:

@IDX:48944
@OFF:0x3e8b
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚！？
@ENG:

@IDX:48946
@OFF:0x3ed8
@SPK:［真魚］
@JPN:　どう？　副院長先生。大事なものを穢される気持ちは……少しは分かってくれた？
@ENG:

@IDX:48948
@OFF:0x3f67
@SPK:［千草］
@JPN:　あ、あなたなの？　あなたがこんなことしたの？　……こんなことして……彼にこんなことして、ただで済むと思ってるの！？
@ENG:

@IDX:48950
@OFF:0x414e
@SPK:［真魚］
@JPN:　クスクスクス……それそれ。その顔が見たかったんだ……私をあんな目に遭わせたんだから、もっと苦しめばいいんだ！
@ENG:

@IDX:48953
@OFF:0x41f2
@SPK:[\protag]
@JPN:　お前だったのか？　コレをここに持ってきたのは。
@ENG:

@IDX:48955
@OFF:0x4395
@SPK:［真魚］
@JPN:　そうだよ。ホントは解剖されてバラバラになっちゃったところを見せてあげたかったんだけどね……途中で気づかれちゃって、ざ～んねん。
@ENG:

@IDX:48957
@OFF:0x4458
@SPK:［千草］
@JPN:　先生をこんな目に遭わせるなんてどういうつもり！？　こんな……こんなことしたら……院長先生を殺す気なの！？
@ENG:

@IDX:48959
@OFF:0x4631
@SPK:［真魚］
@JPN:　なに言ってんの？　……とっくに死んでんじゃん、そいつ。
@ENG:

@IDX:48961
@OFF:0x47d8
@SPK:［千草］
@JPN:　う、ウソよ……そんなはずないわ。先生は……彼は私に優しく微笑んで、語りかけて……キスだって……。
@ENG:

@IDX:48964
@OFF:0x4870
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:48966
@OFF:0x49eb
@SPK:［千草］
@JPN:　ウフフフフ……彼が死んでるなんてそんなのウソよ。そんなはずない……死んでるなんてありえない……。
@ENG:

@IDX:48968
@OFF:0x4a90
@SPK:［千草］
@JPN:　あの頃からずっと……変わってないもの。だから……だから、死んでるはずないわ……。
@ENG:

@IDX:48970
@OFF:0x4b25
@SPK:［真魚］
@JPN:　お生憎様。それはもうとっくに死んでます。いつから変わってないのか知らないけど、自分で保存処理でもしたんじゃないの？
@ENG:

@IDX:48972
@OFF:0x4bdc
@SPK:［千草］
@JPN:　……彼は生きてる……生きてるの……。だから変わらない……ずっとずっと変わらないの……。彼の心も……身体も……ずっとずっと私のもの……。
@ENG:

@IDX:48974
@OFF:0x4ca7
@SPK:［真魚］
@JPN:　そんなにコレが大事なんだったら、剥製にでもしちゃえば？
@ENG:

@IDX:48976
@OFF:0x4e52
@SPK:［真魚］
@JPN:　なんなら手伝ってあげるけど、どうする？
@ENG:

@IDX:48978
@OFF:0x4fed
@SPK:［千草］
@JPN:　ふ、ふざけないで！　剥製なんて、彼を殺す気なの！？
@ENG:

@IDX:48980
@OFF:0x5190
@SPK:［真魚］
@JPN:　だからさあ、そいつはもう死んでるって言ってんじゃん。
@ENG:

@IDX:48982
@OFF:0x5209
@SPK:［千草］
@JPN:　彼は死んでなんかいない！！　死ぬはずなんてありえない！　だって……だって、私は殺してなんていないもの……彼を殺してなんていないもの……！！
@ENG:

@IDX:48984
@OFF:0x5404
@SPK:［千草］
@JPN:　そうよ……そうだわ。あなたたちがやったのね。彼を……先生を殺したのはあなたたちね！　よくも……よくも院長先生を！！
@ENG:

@IDX:48986
@OFF:0x55eb
@SPK:［真魚］
@JPN:　クスクス……なに言ってんの？　殺した？　私たちが？　わけ分かんないこと言っちゃって、バッカみたい。
@ENG:

@IDX:48988
@OFF:0x5692
@SPK:［千草］
@JPN:　と、とぼけたって無駄よ！　フフフ……あなたたちがやったに決まってるわ。あなたたちが、彼を……院長先生を……。
@ENG:

@IDX:48990
@OFF:0x5743
@SPK:［千草］
@JPN:　フフ、フフフ……あ、あなたが……あなたたちがやったのよ。……そうに決まってる。そうに決まってるわ……死んでたなんて言い逃れ、この私には通用しないわよ……。
@ENG:

@IDX:48991
@OFF:0x5813
@SPK:
@JPN:　叫びと、嘲笑……。
@ENG:

@IDX:48992
@OFF:0x5835
@SPK:
@JPN:　追い詰められたように歪む表情と、それを見ながら　嬉しそうに微笑む顔……。
@ENG:

@IDX:48993
@OFF:0x589b
@SPK:
@JPN:　つらい仕事も、副院長が優しくしてくれたからこそ　乗り切れた……。
@ENG:

@IDX:48994
@OFF:0x58eb
@SPK:
@JPN:　ずっとそう信じていたのに、わけの分からない計画　に参加させられていただけ……。
@ENG:

@IDX:48995
@OFF:0x5949
@SPK:
@JPN:　依存、感謝、尊敬の念……。
@ENG:

@IDX:48996
@OFF:0x5973
@SPK:
@JPN:　それらが崩れ去った今、彼女の苦しみは、僕に何の　情動も起こさせるものではなかった。
@ENG:

@IDX:48999
@OFF:0x5a11
@SPK:[\protag]
@JPN:　副院長。そろそろどいてくれませんか？　僕には死体の死因は関係ありません……ただ洗うだけです。さ、どいてください。
@ENG:

@IDX:49001
@OFF:0x5bf6
@SPK:［千草］
@JPN:　い、イヤ！　彼は渡さない……彼は誰にも渡さない！！　……させるもんですか……彼を解剖なんてさせるもんですか！！
@ENG:

@IDX:49004
@OFF:0x5c9c
@SPK:[\protag]
@JPN:　邪魔しないでくださいよ。あなたが僕にこの仕事を与えてくれたんじゃないですか？
@ENG:

@IDX:49006
@OFF:0x5d2d
@SPK:［千草］
@JPN:　嫌、やめなさい！　……いやぁぁぁぁぁ！
@ENG:

@IDX:49007
@OFF:0x5fbe
@SPK:
@JPN:　眼前を、銀色の閃光が横切った。
@ENG:

@IDX:49008
@OFF:0x5fec
@SPK:
@JPN:　顔をかばって咄嗟に上げた右腕に、熱を伴った鋭い　痛みが生まれた。
@ENG:

@IDX:49009
@OFF:0x603c
@SPK:
@JPN:　痛みが脳に伝わり、何が起きたのか認識させる。
@ENG:

@IDX:49010
@OFF:0x6078
@SPK:
@JPN:　いつの間にか、副院長の手にメスが握られていた。　
@ENG:

@IDX:49011
@OFF:0x60c8
@SPK:
@JPN:　……驚きはない。
@ENG:

@IDX:49012
@OFF:0x60e8
@SPK:
@JPN:　逆らえば容赦しない……邪魔になれば排除しようと　する……。
@ENG:

@IDX:49013
@OFF:0x6132
@SPK:
@JPN:　すでに分かっていたことだ。
@ENG:

@IDX:49014
@OFF:0x615c
@SPK:
@JPN:　とうとう、本性を現したってことか……。
@ENG:

@IDX:49016
@OFF:0x628f
@SPK:［千草］
@JPN:　こ、殺してやる……あなたさえいなければ……あなたさえ洗わなければ……彼は教材にはならない……解剖なんかされない……あなたさえ……あなたさえいなければ……。
@ENG:

@IDX:49019
@OFF:0x6361
@SPK:[\protag]
@JPN:　邪魔なもの、都合の悪いものは排除する……結局こういうことになるんですね。僕以外の６人もそうやって消したんじゃないんですか？
@ENG:

@IDX:49021
@OFF:0x649a
@SPK:［千草］
@JPN:　フフフ……そうよ、みんな死ねばいいのよ！！　……私と彼の邪魔をする奴は、みんな死ねばいい……。
@ENG:

@IDX:49023
@OFF:0x653d
@SPK:［千草］
@JPN:　私は、彼と約束したのよ……いつまでも彼の側にいるって……彼と一緒に実験を成功させるって……約束、したのよ……。
@ENG:

@IDX:49025
@OFF:0x65f0
@SPK:［千草］
@JPN:　ほら、聞こえるでしょう？　彼の声が……。
@ENG:

@IDX:49028
@OFF:0x6650
@SPK:[\protag]
@JPN:　……声？　何のことです？　なにも聞こえませんよ？
@ENG:

@IDX:49030
@OFF:0x66c5
@SPK:［千草］
@JPN:　当たり前よ、彼の声は私にしか聞こえないもの……ほら、聞こえるわ。『実験は君に任せた、期待してる』って……優しい声で……ウフフ……私だけに、語りかけてくれるの……。
@ENG:

@IDX:49033
@OFF:0x679f
@SPK:[\protag]
@JPN:　く、狂ってる……あんた狂ってるよ。聞こえるはずない……声なんて聞こえるはずがないんだ！　妄想だよ、そんなのあんたの妄想だよ！！
@ENG:

@IDX:49035
@OFF:0x6862
@SPK:［千草］
@JPN:　フフフフフ、彼が言ってるわ。私たちの実験を邪魔する奴は消しなさいって……ウフフフフフ。
@ENG:

@IDX:49038
@OFF:0x68f0
@SPK:[\protag]
@JPN:　そいつは死んでるんだぞ！　声なんて聞こえるはずないだろ！
@ENG:

@IDX:49040
@OFF:0x696d
@SPK:［千草］
@JPN:　ウフフフ。ええ、分かったわ。実験は必ず成功させるわ……。ええ、そうね。そのためには彼をどうにかしないとね。
@ENG:

@IDX:49043
@OFF:0x6a0f
@SPK:[\protag]
@JPN:　そんなものの指示で実験を続けていたって言うのか！？　そんなもののために僕はあんな目に遭ったって言うのか！？　死んでるのに！　院長は死んでるのに！！
@ENG:

@IDX:49045
@OFF:0x6b60
@SPK:［千草］
@JPN:　違う！　死んでない……彼は死んでない……！
@ENG:

@IDX:49048
@OFF:0x6bc2
@SPK:[\protag]
@JPN:　見ろよ！！　現に死んでるじゃないか！！　それのどこが生きてるって言うんだよ！！
@ENG:

@IDX:49050
@OFF:0x6ccf
@SPK:［千草］
@JPN:　だったら、あなたが代わりに死ねばいいのよ！
@ENG:

@IDX:49053
@OFF:0x6e3a
@SPK:[\protag]
@JPN:　うっ！
@ENG:

@IDX:49054
@OFF:0x6efd
@SPK:
@JPN:　振り回されるメスが、僕の腹をかすめた。
@ENG:

@IDX:49055
@OFF:0x6f33
@SPK:
@JPN:　分厚いゴムのツナギのおかげで、薄皮一枚が切れた　程度だったが、思わず膝をついてしまう。
@ENG:

@IDX:49056
@OFF:0x6f99
@SPK:
@JPN:　副院長は本当に僕を殺す気だ……。
@ENG:

@IDX:49057
@OFF:0x6fd5
@SPK:
@JPN:　今はっきりと分かった。
@ENG:

@IDX:49058
@OFF:0x6ffb
@SPK:
@JPN:　御堂さんから事の真相を聞いた時から、感じていた　疑問……実験の矛盾点……。
@ENG:

@IDX:49059
@OFF:0x7055
@SPK:
@JPN:　最初から、どう考えても辻褄の合わないことだらけ　だった。
@ENG:

@IDX:49060
@OFF:0x709d
@SPK:
@JPN:　それもそのはずだ……僕は理詰めで考えすぎた。
@ENG:

@IDX:49061
@OFF:0x70d9
@SPK:
@JPN:　感覚ではとっくに分かっていたのだ。
@ENG:

@IDX:49062
@OFF:0x710b
@SPK:
@JPN:　この実験は狂っていると……。
@ENG:

@IDX:49063
@OFF:0x7137
@SPK:
@JPN:　その感覚こそが、真実に最も近かったのだ。
@ENG:

@IDX:49064
@OFF:0x7181
@SPK:
@JPN:　そう……この実験は狂っている。
@ENG:

@IDX:49065
@OFF:0x71af
@SPK:
@JPN:　……いや、違う。
@ENG:

@IDX:49066
@OFF:0x71cf
@SPK:
@JPN:　狂っていたのは、実験を実行していた人間……。
@ENG:

@IDX:49067
@OFF:0x7241
@SPK:
@JPN:　　　　　副
@ENG:

@IDX:49068
@OFF:0x7259
@SPK:
@JPN:院
@ENG:

@IDX:49069
@OFF:0x7267
@SPK:
@JPN:長
@ENG:

@IDX:49070
@OFF:0x7275
@SPK:
@JPN:自
@ENG:

@IDX:49071
@OFF:0x7283
@SPK:
@JPN:身
@ENG:

@IDX:49072
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@SPK:
@JPN:が
@ENG:

@IDX:49073
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@SPK:
@JPN:狂
@ENG:

@IDX:49074
@OFF:0x72ad
@SPK:
@JPN:っ
@ENG:

@IDX:49075
@OFF:0x72bb
@SPK:
@JPN:て
@ENG:

@IDX:49076
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@SPK:
@JPN:い
@ENG:

@IDX:49077
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@SPK:
@JPN:た
@ENG:

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@SPK:
@JPN:の
@ENG:

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@SPK:
@JPN:だ
@ENG:

@IDX:49080
@OFF:0x7301
@SPK:
@JPN:。
@ENG:

@IDX:49081
@OFF:0x7337
@SPK:
@JPN:　髪を振り乱して襲いくる副院長の凶刃が、僕に狙い　を定める。
@ENG:

@IDX:49082
@OFF:0x7381
@SPK:
@JPN:　冗談じゃない。こいつに殺されるなんて……。
@ENG:

@IDX:49083
@OFF:0x73bb
@SPK:
@JPN:　だが僕が刺されれば、明らかな罪を負わせることが　できる……。
@ENG:

@IDX:49084
@OFF:0x7407
@SPK:
@JPN:　犯罪者として司法の場に引きずり出せる……。
@ENG:

@IDX:49085
@OFF:0x7451
@SPK:
@JPN:　実験を中止に追い込める。
@ENG:

@IDX:49086
@OFF:0x7484
@SPK:
@JPN:　真魚を救える、御堂さんを救える。
@ENG:

@IDX:49087
@OFF:0x74c4
@SPK:
@JPN:　御堂さんを救える、真魚を救える。
@ENG:

@IDX:49088
@OFF:0x74f4
@SPK:
@JPN:　『医者』を辱めた彼らに裁きの鉄槌を与えることが　できる。
@ENG:

@IDX:49089
@OFF:0x754c
@SPK:
@JPN:　さあ、刺せ。
@ENG:

@IDX:49090
@OFF:0x7568
@SPK:
@JPN:　僕を刺せ。
@ENG:

@IDX:49091
@OFF:0x7582
@SPK:
@JPN:　その薄汚れたメスで僕を刺せ。
@ENG:

@IDX:49093
@OFF:0x75c8
@SPK:　それで
@JPN:…
@ENG:

@IDX:49094
@OFF:0x75d6
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:49095
@OFF:0x75ea
@SPK:
@JPN:それで全て終わりだ！！
@ENG:

@IDX:49097
@OFF:0x765d
@SPK:［女の声］
@JPN:　もうやめて！
@ENG:

@IDX:49099
@OFF:0x774f
@SPK:［真魚］
@JPN:　せ、先輩！？
@ENG:

@IDX:49102
@OFF:0x7793
@SPK:[\protag]
@JPN:　御堂……さん？　何でここに……。
@ENG:

@IDX:49104
@OFF:0x77f8
@SPK:［悠紀］
@JPN:　副院長室にあった監視モニターに、この部屋の様子が映ってたから……間に合って良かった……。
@ENG:

@IDX:49107
@OFF:0x7888
@SPK:[\protag]
@JPN:　か、監視モニター！？　そんなことまで！？
@ENG:

@IDX:49109
@OFF:0x78fd
@SPK:［悠紀］
@JPN:　さっき理事会に連絡したから、もうすぐ人が来ます……副院長先生、これで終わりです。
@ENG:

@IDX:49111
@OFF:0x7992
@SPK:［千草］
@JPN:　……あなたも私の邪魔をしようと言うの！？
@ENG:

@IDX:49113
@OFF:0x79ff
@SPK:［悠紀］
@JPN:　こんなことを続けてなんになるって言うんですか？　……もう院長先生はいないのに……。
@ENG:

@IDX:49115
@OFF:0x7a96
@SPK:［千草］
@JPN:　バカなことを言わないで！！　彼はここにいるじゃない！？　ほら……私だけに向けてくれる彼の優しい眼差し……あなたたちには分からないでしょうね、だって彼は私だけの……。
@ENG:

@IDX:49117
@OFF:0x7b7f
@SPK:［悠紀］
@JPN:　まだ分からないんですか？　院長先生はとっくにお亡くなりになってるのに……あなたが殺したんじゃないんですか！！
@ENG:

@IDX:49119
@OFF:0x7d00
@SPK:［千草］
@JPN:　嘘よ！　そんな証拠が、どこに……。
@ENG:

@IDX:49121
@OFF:0x7d67
@SPK:［悠紀］
@JPN:　院長室にあった日誌、読ませていただきました……。
@ENG:

@IDX:49124
@OFF:0x7dcf
@SPK:[\protag]
@JPN:　ちょっと待って！？　じゃあ、日誌に出てきた女性って……。
@ENG:

@IDX:49126
@OFF:0x7e4c
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あなたも見たんですか？
@ENG:

@IDX:49129
@OFF:0x7e9a
@SPK:[\protag]
@JPN:　え、ええ。たまたま……。
@ENG:

@IDX:49131
@OFF:0x7ef7
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あれは……副院長先生のことです。そうですよね？
@ENG:

@IDX:49133
@OFF:0x7f6a
@SPK:［千草］
@JPN:　違う！　あれは私じゃない……私のことじゃない！！　彼が私のことをあんな風に思ってるはずないわ！
@ENG:

@IDX:49135
@OFF:0x800d
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……やっぱり、読んでいたんですね？
@ENG:

@IDX:49137
@OFF:0x8074
@SPK:［千草］
@JPN:　ち、違う……違うちがうチガウッ！！　うそよ！！　ウソッ！そうじゃなきゃ、私……！
@ENG:

@IDX:49139
@OFF:0x8109
@SPK:［悠紀］
@JPN:　院長室を調べたら床に……黒ずんだシミが……それに、角の欠けた灰皿にも黒くこびりついた何かが……。
@ENG:

@IDX:49141
@OFF:0x81ae
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あれは……あれは血痕です。そして、たぶんあの血は……院長先生の……。
@ENG:

@IDX:49143
@OFF:0x8237
@SPK:［千草］
@JPN:　こ、来ないで！　いや……やめて……。
@ENG:

@IDX:49145
@OFF:0x82a0
@SPK:［悠紀］
@JPN:　院長先生はおかしくなってしまったあなたを実験から遠ざけようとした……それを告げられたあなたは……。
@ENG:

@IDX:49147
@OFF:0x8347
@SPK:［千草］
@JPN:　いや……お願い……やめて……。
@ENG:

@IDX:49149
@OFF:0x83aa
@SPK:［悠紀］
@JPN:　思い出して！！　殺したのはあなたなんでしょう！？
@ENG:

@IDX:49151
@OFF:0x841f
@SPK:［千草］
@JPN:　いや……いや、いやいやいや、いやあぁぁぁぁぁ！！！
@ENG:

@IDX:49154
@OFF:0x8489
@SPK:[\protag]
@JPN:　あっ！　あぶない！
@ENG:

@IDX:49156
@OFF:0x85ef
@SPK:［悠紀］
@JPN:　きゃぁっ！
@ENG:

@IDX:49157
@OFF:0x86c7
@SPK:
@JPN:　動くことさえできなかった。
@ENG:

@IDX:49158
@OFF:0x86f1
@SPK:
@JPN:　引き裂かんばかりの甲高い絶叫と共に副院長の腕が　振るわれ、軌跡が御堂さんの腕をかすめた。
@ENG:

@IDX:49159
@OFF:0x8759
@SPK:
@JPN:　流れ出る鮮血が、白衣を赤く染めていく。
@ENG:

@IDX:49161
@OFF:0x87d8
@SPK:［千草］
@JPN:　あ……あ……ぁ……。
@ENG:

@IDX:49163
@OFF:0x8901
@SPK:［悠紀］
@JPN:　お願い、思い出して！！
@ENG:

@IDX:49165
@OFF:0x895c
@SPK:［千草］
@JPN:　あかい……あぁ……あの時とおんなじ……私が……。
@ENG:

@IDX:49167
@OFF:0x89d1
@SPK:［悠紀］
@JPN:　そう、あなたが殺してしまったのよ！！
@ENG:

@IDX:49169
@OFF:0x8a3a
@SPK:［千草］
@JPN:　あぁぁ……血が……赤いあかい……血……彼を……私は……。
@ENG:

@IDX:49171
@OFF:0x8ab7
@SPK:［悠紀］
@JPN:　お願い、思い出して！！　院長先生はもういないの！！
@ENG:

@IDX:49173
@OFF:0x8b2e
@SPK:［悠紀］
@JPN:　お願いよ！
@ENG:

@IDX:49174
@OFF:0x8b66
@SPK:
@JPN:　姉さん！！
@ENG:

@IDX:49175
@OFF:0x8ba6
@SPK:
@JPN:　いま、なんて？
@ENG:

@IDX:49176
@OFF:0x8bc4
@SPK:
@JPN:　今、御堂さんはなんて言った？
@ENG:

@IDX:49177
@OFF:0x8c04
@SPK:
@JPN:　『姉さん』？
@ENG:

@IDX:49178
@OFF:0x8c32
@SPK:
@JPN:　副院長が『姉さん』？
@ENG:

@IDX:49179
@OFF:0x8c56
@SPK:
@JPN:　副院長と御堂さんは、姉妹なのか！？
@ENG:

@IDX:49180
@OFF:0x8d17
@SPK:
@JPN:　驚愕する僕と真魚の目の前で、姉と呼ばれた女性は　ゆっくりと膝をついた。
@ENG:

@IDX:49181
@OFF:0x8d6d
@SPK:
@JPN:　狂気の色を帯びた目に、理性の光が戻る。
@ENG:

@IDX:49182
@OFF:0x8da3
@SPK:
@JPN:　その潤んだ双眸には、彼女の妹の姿が映っていた。　
@ENG:

@IDX:49184
@OFF:0x8ecc
@SPK:［千草］
@JPN:　ゆう……き……。
@ENG:

@IDX:49186
@OFF:0x8f21
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……もう終わりにしましょう？　こんな実験も……院長先生の幻を求め続けるのも……。
@ENG:

@IDX:49188
@OFF:0x8fb6
@SPK:［千草］
@JPN:　ゆうき……悠紀？
@ENG:

@IDX:49190
@OFF:0x900b
@SPK:［悠紀］
@JPN:　ええ……私よ、姉さん。
@ENG:

@IDX:49192
@OFF:0x9066
@SPK:［千草］
@JPN:　悠紀……私、何で……こんな……なんてことを……。
@ENG:

@IDX:49194
@OFF:0x90db
@SPK:［悠紀］
@JPN:　大丈夫……私は大丈夫だから、落ち着いて……ぅっ！！
@ENG:

@IDX:49197
@OFF:0x9145
@SPK:[\protag]
@JPN:　ダメだ御堂さん。傷口が開くから動かないで！　真魚、すぐに医者を！
@ENG:

@IDX:49199
@OFF:0x91ca
@SPK:［悠紀］
@JPN:　待って！　もう少し……もう少しだけ時間をください……。
@ENG:

@IDX:49202
@OFF:0x9238
@SPK:[\protag]
@JPN:　何を言ってるんだよ！？　すぐに手当てしないと……。
@ENG:

@IDX:49204
@OFF:0x92af
@SPK:［悠紀］
@JPN:　本当に、大丈夫です。だから、もう少し……もう少しだけですから……。
@ENG:

@IDX:49207
@OFF:0x9329
@SPK:[\protag]
@JPN:　……分かりました。でも、無理はしないでください。
@ENG:

@IDX:49209
@OFF:0x939e
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……ありがとうございます。
@ENG:

@IDX:49210
@OFF:0x93ea
@SPK:
@JPN:　傷を押さえる御堂さんと、自失したように座り込む　副院長を見比べる。
@ENG:

@IDX:49211
@OFF:0x943c
@SPK:
@JPN:　……どんな事情があるにせよ、副院長を許すことは　できない。
@ENG:

@IDX:49212
@OFF:0x9486
@SPK:
@JPN:　だが、傷を負わされながらも懸命に姉の下へと歩み　寄ろうとする御堂さんの頼みを無下にすることは、　僕にはできなかった。
@ENG:

@IDX:49214
@OFF:0x95f7
@SPK:［悠紀］
@JPN:　姉さん……あの時、何があったの？　教えて……。
@ENG:

@IDX:49216
@OFF:0x966a
@SPK:［千草］
@JPN:　私、どうかしてた……あんなこと、する気なかったのに……。
@ENG:

@IDX:49218
@OFF:0x96e7
@SPK:［千草］
@JPN:　彼、私はもういらないって……私に用はないって……信じられなかった……信じたくなかった！　私、彼の言葉を聞いて、頭の中が真っ白になって……。
@ENG:

@IDX:49220
@OFF:0x97b6
@SPK:［千草］
@JPN:　……気づいたら、彼が倒れてた！　頭から血が出てて、ピクリともしなくて……私、怖くて、怖くて……！
@ENG:

@IDX:49222
@OFF:0x985b
@SPK:［悠紀］
@JPN:　姉さん……。
@ENG:

@IDX:49224
@OFF:0x98ac
@SPK:［千草］
@JPN:　……私が、やったの？　私が、彼を、この手で……？
@ENG:

@IDX:49226
@OFF:0x9921
@SPK:［悠紀］
@JPN:　一緒に罪を償おう、姉さん……。
@ENG:

@IDX:49228
@OFF:0x9a46
@SPK:［千草］
@JPN:　悠紀……私……わたし！！
@ENG:

@IDX:49230
@OFF:0x9aa3
@SPK:［悠紀］
@JPN:　私、守ってもらってばっかりだったから……今度は、私が……姉さんを守るから。
@ENG:

@IDX:49231
@OFF:0x9b21
@SPK:
@JPN:　子供のように泣きじゃくる姉と、抱きしめる妹。
@ENG:

@IDX:49232
@OFF:0x9b5d
@SPK:
@JPN:　副院長をなだめる御堂さんの顔には、慈母のような　柔らかな表情が浮かんでいた。
@ENG:

@IDX:49233
@OFF:0x9bb9
@SPK:
@JPN:　僕は何も言わなかった。言えなかった。
@ENG:

@IDX:49234
@OFF:0x9bed
@SPK:
@JPN:　二人の間に口を挟むことはできなかった。
@ENG:

@IDX:49236
@OFF:0x9c77
@SPK:［悠紀］
@JPN:　すみません……少しだけ、二人きりにしてください。
@ENG:

@IDX:49239
@OFF:0x9cdf
@SPK:[\protag]
@JPN:　御堂さん……。
@ENG:

@IDX:49241
@OFF:0x9d32
@SPK:［悠紀］
@JPN:　お願い、します……もう少しで、昔の姉さんに戻ってくれるんです……だから……。
@ENG:

@IDX:49244
@OFF:0x9db6
@SPK:[\protag]
@JPN:　僕は……僕はまだ、副院長を信じられない……。
@ENG:

@IDX:49246
@OFF:0x9e27
@SPK:［悠紀］
@JPN:　そんな……！
@ENG:

@IDX:49249
@OFF:0x9e6b
@SPK:[\protag]
@JPN:　……廊下にいます。
@ENG:

@IDX:49251
@OFF:0x9ec2
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……えっ？
@ENG:

@IDX:49254
@OFF:0x9f04
@SPK:[\protag]
@JPN:　……何かあったら、すぐに呼んでください。
@ENG:

@IDX:49256
@OFF:0x9f71
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あ……ありがとうございます！
@ENG:

@IDX:49259
@OFF:0x9fc5
@SPK:[\protag]
@JPN:　行こう、真魚。
@ENG:

@IDX:49261
@OFF:0xa018
@SPK:［真魚］
@JPN:　で、でも……。
@ENG:

@IDX:49264
@OFF:0xa05e
@SPK:[\protag]
@JPN:　いいから来るんだ！
@ENG:

@IDX:49266
@OFF:0xa0b5
@SPK:［真魚］
@JPN:　わ、分かったよぉ……。
@ENG:

@IDX:49267
@OFF:0xa0ff
@SPK:
@JPN:　最後にもう一度だけ、寄り添う二人の姿を目に焼き　つける。
@ENG:

@IDX:49268
@OFF:0xa147
@SPK:
@JPN:　僕にできるのは、二人きりにしてあげること。
@ENG:

@IDX:49269
@OFF:0xa181
@SPK:
@JPN:　それくらいだ……。
@ENG:

@IDX:49270
@OFF:0xa23a
@SPK:
@JPN:　……しばらくして、理事会の命を受けた大勢の職員　が地下に押し寄せてきた。
@ENG:

@IDX:49271
@OFF:0xa292
@SPK:
@JPN:　事情を説明する間もなく部屋から二人を連れ出し、　そこであの事件は完全に終わりを告げた……。
@ENG:

@IDX:49272
@OFF:0xa2fc
@SPK:
@JPN:　僕たちが立ち去った二人きりの部屋で、あの姉妹が　どんな会話を交わしたのか、知ることはなかった。　
@ENG:

@IDX:49273
@OFF:0xa415
@SPK:
@JPN:　そして僕は今、故郷に向かう電車の中にいる。
@ENG:

@IDX:49274
@OFF:0xa44f
@SPK:
@JPN:　見舞金という名目で理事会から多額の金を渡され、　そのまま車で駅まで連れてこられた。
@ENG:

@IDX:49275
@OFF:0xa4b1
@SPK:
@JPN:　御堂さんにも真魚にも、別れを告げないまま……。　
@ENG:

@IDX:49276
@OFF:0xa4fd
@SPK:
@JPN:　……あの事件は、理事会の手で闇に葬られることに　なるのだろう。
@ENG:

@IDX:49277
@OFF:0xa54b
@SPK:
@JPN:　だが……それでいいと思う。
@ENG:

@IDX:49278
@OFF:0xa575
@SPK:
@JPN:　か弱い一人の女性の、悲しい妄想の産物……。
@ENG:

@IDX:49279
@OFF:0xa5af
@SPK:
@JPN:　それを、あえて世間の目に晒す必要はない。
@ENG:

@IDX:49280
@OFF:0xa5e7
@SPK:
@JPN:　……そう思う。
@ENG:

@IDX:49281
@OFF:0xa605
@SPK:
@JPN:　あの事件に関わった者だけが、つらい記憶とともに　覚えていればいい……。
@ENG:

@IDX:49282
@OFF:0xa66d
@SPK:
@JPN:　窓の外を、深い闇が流れていく。
@ENG:

@IDX:49283
@OFF:0xa69b
@SPK:
@JPN:　それをただじっと見据えながら、規則正しい揺れに　身体を預けた……。
@ENG:

@IDX:49285
@OFF:0xa865
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……私と一緒に自首しよう、姉さん？
@ENG:

@IDX:49287
@OFF:0xa8cc
@SPK:［千草］
@JPN:　……悠……紀……。
@ENG:

@IDX:49289
@OFF:0xa923
@SPK:［悠紀］
@JPN:　罪を償って……そして、二人でやり直そう？
@ENG:

@IDX:49291
@OFF:0xa990
@SPK:［悠紀］
@JPN:　私が小さかった頃、姉さん言ったよね？　いつかまた、家族で暮らせたらいいねって……。
@ENG:

@IDX:49293
@OFF:0xaa27
@SPK:［悠紀］
@JPN:　ね？　そうしよう、姉さん？　私、そばにいるから……ずっと姉さんと一緒にいるから……。
@ENG:

@IDX:49295
@OFF:0xaac0
@SPK:［千草］
@JPN:　悠紀…………。
@ENG:

@IDX:49297
@OFF:0xabd5
@SPK:［千草］
@JPN:　……ありがと……でも……ごめんね？
@ENG:

@IDX:49299
@OFF:0xac3c
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……え？
@ENG:

@IDX:49301
@OFF:0xacee
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……きゃっ！
@ENG:

@IDX:49302
@OFF:0xad34
@SPK:
@JPN:　……一瞬の出来事だった。
@ENG:

@IDX:49303
@OFF:0xad5c
@SPK:
@JPN:　それまでじっと御堂さんに身を委ねていた副院長が　いきなり彼女の身体を突き飛ばした。
@ENG:

@IDX:49304
@OFF:0xadbe
@SPK:
@JPN:　咄嗟に御堂さんを抱き止めた僕の目に、足下のメス　を拾う副院長の姿が映った。
@ENG:

@IDX:49307
@OFF:0xaedb
@SPK:[\protag]
@JPN:　いきなり何を……！
@ENG:

@IDX:49309
@OFF:0xaf32
@SPK:［千草］
@JPN:　悠紀、ごめんね……今まで苦しませて……。
@ENG:

@IDX:49311
@OFF:0xaf9f
@SPK:［悠紀］
@JPN:　姉さん！？
@ENG:

@IDX:49312
@OFF:0xb094
@SPK:
@JPN:　誰も動けなかった。
@ENG:

@IDX:49313
@OFF:0xb0b6
@SPK:
@JPN:　時間さえも止まったような一瞬の出来事。
@ENG:

@IDX:49314
@OFF:0xb0ec
@SPK:
@JPN:　その静寂の中、冷たく銀色に光るメスが、優しげに　微笑んだ副院長の胸に吸い込まれていった。
@ENG:

@IDX:49317
@OFF:0xb190
@SPK:[\protag]
@JPN:　……？　副院長……？
@ENG:

@IDX:49319
@OFF:0xb1e9
@SPK:［千草］
@JPN:　ごめんね、悠紀……約束、破っちゃ……。
@ENG:

@IDX:49321
@OFF:0xb254
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……ぃゃ……。
@ENG:

@IDX:49323
@OFF:0xb36b
@SPK:［悠紀］
@JPN:　いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！
@ENG:

@IDX:49324
@OFF:0xb422
@SPK:
@JPN:　僕の人生において忘れることのできない出来事は、　副院長の死という形で幕を閉じた。
@ENG:

@IDX:49325
@OFF:0xb490
@SPK:
@JPN:　病院も大学も、混乱を極めた。
@ENG:

@IDX:49326
@OFF:0xb4bc
@SPK:
@JPN:　そのどさくさに紛れ、僕は病院を放逐された。
@ENG:

@IDX:49327
@OFF:0xb4f6
@SPK:
@JPN:　約束通りの報酬に加え、慰謝料と称する口止め料を　渡されて……。
@ENG:

@IDX:49328
@OFF:0xb544
@SPK:
@JPN:　そのまま車に押し込められると、御堂さんや真魚に　一言挨拶する間もなく病院をあとにした。
@ENG:

@IDX:49329
@OFF:0xb5ba
@SPK:
@JPN:　誰に見送られるでもなく、僕一人を乗せた車が音も　なく滑り出す。
@ENG:

@IDX:49330
@OFF:0xb608
@SPK:
@JPN:　次第に遠ざかる病院を、車のウィンドウ越しにもう　一度振り返る。
@ENG:

@IDX:49331
@OFF:0xb668
@SPK:
@JPN:　僕の目には、白塗りのその威容が……。
@ENG:

@IDX:49332
@OFF:0xb69c
@SPK:
@JPN:　どこかくすんで、物悲しい色に映っていた。
@ENG:

@IDX:49335
@OFF:0xb726
@SPK:　そこで起きた惨劇を
@JPN:…
@ENG:

@IDX:49336
@OFF:0xb734
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:49337
@OFF:0xb742
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:49338
@OFF:0xb756
@SPK:
@JPN:。
@ENG:

@IDX:49339
@OFF:0xc0c6
@SPK:
@JPN:　人々の記憶と共に、あの事件も風化していった。
@ENG:

@IDX:49340
@OFF:0xc102
@SPK:
@JPN:　病院で起きた出来事が世間の口の端に上ることは、　今はもうない。
@ENG:

@IDX:49341
@OFF:0xc150
@SPK:
@JPN:　しかし僕の心には、はっきりと刻み込まれている。　
@ENG:

@IDX:49342
@OFF:0xc1a0
@SPK:
@JPN:　妄執に憑かれた哀れな一人の女性……。
@ENG:

@IDX:49343
@OFF:0xc1d4
@SPK:
@JPN:　そして、ようやく取り戻せた大切な人に、目の前で　逝かれてしまった悲しい女性……。
@ENG:

@IDX:49344
@OFF:0xc234
@SPK:
@JPN:　……姉が最期に見せた微笑は、妹の救いになったの　だろうか？
@ENG:

@IDX:49345
@OFF:0xc28e
@SPK:
@JPN:　……そして僕は大学を卒業し、研修医になった。
@ENG:

@IDX:49346
@OFF:0xc2ca
@SPK:
@JPN:　あの病院と同じ規模の総合病院……。
@ENG:

@IDX:49347
@OFF:0xc2fc
@SPK:
@JPN:　どこか懐かしい感じがする。
@ENG:

@IDX:49348
@OFF:0xc326
@SPK:
@JPN:　それで、あの出来事を思い出したのかもしれない。　
@ENG:

@IDX:49349
@OFF:0xc376
@SPK:
@JPN:　あの病院がその後どうなったか、僕は知らない。
@ENG:

@IDX:49350
@OFF:0xc3b2
@SPK:
@JPN:　今頃御堂さんはどうしているだろう？
@ENG:

@IDX:49351
@OFF:0xc3e4
@SPK:
@JPN:　一目でいいから会いたい……。
@ENG:

@IDX:49352
@OFF:0xc410
@SPK:
@JPN:　果たされていない彼女との約束……。
@ENG:

@IDX:49353
@OFF:0xc442
@SPK:
@JPN:　僕は……。
@ENG:

@IDX:49355
@OFF:0xc4a5
@SPK:［婦長］
@JPN:　……というわけで、こちらが主任の……って先生、聞いてらっしゃいますか？　先生？
@ENG:

@IDX:49356
@OFF:0xc529
@SPK:
@JPN:　婦長の声で我に返る。
@ENG:

@IDX:49357
@OFF:0xc54d
@SPK:
@JPN:　……こんな調子じゃ先が思いやられるな。
@ENG:

@IDX:49358
@OFF:0xc583
@SPK:
@JPN:　苦笑しながら、挨拶をしようと視線を向ける。
@ENG:

@IDX:49360
@OFF:0xc5ff
@SPK:　　　　　　　そこには
@JPN:…
@ENG:

@IDX:49361
@OFF:0xc60d
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:49362
@OFF:0xc61b
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:49363
@OFF:0xc629
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:49364
@OFF:0xc637
@SPK:
@JPN:。
@ENG:

@IDX:49366
@OFF:0xc796
@SPK:［悠紀］
@JPN:　お医者様になられたんですね？　でも、こんな形で再会できるなんて……。
@ENG:

@IDX:49369
@OFF:0xc812
@SPK:[\protag]
@JPN:　御堂……さん……？
@ENG:

@IDX:49371
@OFF:0xc869
@SPK:［悠紀］
@JPN:　６年ぶりですね……お元気でしたか？
@ENG:

@IDX:49374
@OFF:0xc8c3
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:49376
@OFF:0xc912
@SPK:［悠紀］
@JPN:　どうかなさいました……？
@ENG:

@IDX:49379
@OFF:0xc962
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………さん。
@ENG:

@IDX:49381
@OFF:0xc9b5
@SPK:［悠紀］
@JPN:　先生……？
@ENG:

@IDX:49384
@OFF:0xc9f7
@SPK:[\protag]
@JPN:　御堂さん！
@ENG:

@IDX:49386
@OFF:0xcae2
@SPK:［悠紀］
@JPN:　キャッ！　え？　な、なに？
@ENG:

@IDX:49389
@OFF:0xcb34
@SPK:[\protag]
@JPN:　……会いたかった……ずっと、ずっと……。
@ENG:

@IDX:49391
@OFF:0xcba1
@SPK:［悠紀］
@JPN:　ちょっ……もう。急にどうしたんですか？
@ENG:

@IDX:49394
@OFF:0xcbff
@SPK:[\protag]
@JPN:　御堂さん……あの約束……果たせなかった約束……覚えていますか？
@ENG:

@IDX:49396
@OFF:0xcc82
@SPK:［悠紀］
@JPN:　約束って……。
@ENG:

@IDX:49399
@OFF:0xccc8
@SPK:[\protag]
@JPN:　……あの夜の約束です。全てが終わったらもう一度って……。
@ENG:

@IDX:49401
@OFF:0xcd45
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あっ……覚えていて……くれたんですね……。
@ENG:

@IDX:49404
@OFF:0xcda7
@SPK:[\protag]
@JPN:　当たり前です。１秒だって忘れたことなんかありません。
@ENG:

@IDX:49407
@OFF:0xce13
@SPK:[\protag]
@JPN:　果たせなかったあの約束が、どんなに心残りだったか……。
@ENG:

@IDX:49409
@OFF:0xce8e
@SPK:［悠紀］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:49412
@OFF:0xced0
@SPK:[\protag]
@JPN:　好きです、御堂さん。心からあなたのことが好きです。誰よりも……誰よりも好きです。
@ENG:

@IDX:49414
@OFF:0xd021
@SPK:［悠紀］
@JPN:　私も……です……。あなたのこと……ずっと……。
@ENG:

@IDX:49415
@OFF:0xd083
@SPK:
@JPN:　周囲のざわめきが、遥か遠くに聞こえる。
@ENG:

@IDX:49416
@OFF:0xd0b9
@SPK:
@JPN:　咎める声、冷やかす声……確かに聞こえているが、　気にはならない。
@ENG:

@IDX:49417
@OFF:0xd109
@SPK:
@JPN:　僕の耳に届くのは、高鳴る胸の鼓動と、愛しい人の　甘い息遣い。
@ENG:

@IDX:49418
@OFF:0xd165
@SPK:
@JPN:　……今は、腕の中のこの温もりがあればいい。
@ENG:

@IDX:49419
@OFF:0xd19f
@SPK:
@JPN:　他に何もいらない……。
@ENG:

@IDX:49420
@OFF:0xd1c5
@SPK:
@JPN:　朝の病院に似つかわしくない喧噪に包まれながら、　互いの存在を確かめるように、抱き合う腕にそっと　力を込める。
@ENG:

@IDX:49422
@OFF:0xd28b
@SPK:　二人の絆が、もう二度と離れぬように
@JPN:…
@ENG:

@IDX:49423
@OFF:0xd299
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:49424
@OFF:0xd2a7
@SPK:
@JPN:。
@ENG:

@IDX:49425
@OFF:0xd3f3
@SPK:
@JPN:　……意外にも、浮かび上がった死体はまともなモノ　だった。
@ENG:

@IDX:49426
@OFF:0xd43b
@SPK:
@JPN:　多少幼く見えるが、傷一つない女性の死体。
@ENG:

@IDX:49427
@OFF:0xd473
@SPK:
@JPN:　括れの少ない腰、未発達な胸。
@ENG:

@IDX:49429
@OFF:0xd4c1
@SPK:　そばかすのある
@JPN:…
@ENG:

@IDX:49430
@OFF:0xd4cf
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:49431
@OFF:0xd4e9
@SPK:
@JPN:顔？
@ENG:

@IDX:49432
@OFF:0xd513
@SPK:
@JPN:　ちょ、ちょっと待て！
@ENG:

@IDX:49433
@OFF:0xd537
@SPK:
@JPN:　これが、今日の死体？
@ENG:

@IDX:49434
@OFF:0xd55b
@SPK:
@JPN:　僕が今日洗う死体！？
@ENG:

@IDX:49435
@OFF:0xd57f
@SPK:
@JPN:　本当にこれが、今日の作業対象なのか！？
@ENG:

@IDX:49437
@OFF:0xd5d7
@SPK:　だ、だってこれ
@JPN:…
@ENG:

@IDX:49438
@OFF:0xd5e5
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:49439
@OFF:0xd5f3
@SPK:
@JPN:。
@ENG:

@IDX:49442
@OFF:0xd738
@SPK:　　　　　　真魚じゃないか！！！！
@JPN:　あら？　まだ洗ってなかったの？
@ENG:

@IDX:49445
@OFF:0xd844
@SPK:[\protag]
@JPN:　副院長…………。
@ENG:

@IDX:49447
@OFF:0xd913
@SPK:［千草］
@JPN:　あら、怖い顔。どうして、そんな目で睨むのかしら？
@ENG:

@IDX:49450
@OFF:0xd97b
@SPK:[\protag]
@JPN:　……これは……あんたが……やったのか？
@ENG:

@IDX:49452
@OFF:0xda5c
@SPK:［千草］
@JPN:　ウフフ……なにを言っているの？　佐伯さん、心臓に持病でもあったのかしら？　突然死ってあるものなのね……。
@ENG:

@IDX:49455
@OFF:0xdafc
@SPK:[\protag]
@JPN:　……あんたがやったのかと聞いている……。
@ENG:

@IDX:49456
@OFF:0xdb56
@SPK:
@JPN:　僕の言葉に答える素振りも見せず、嘲るような笑み　を浮かべる副院長。
@ENG:

@IDX:49457
@OFF:0xdba8
@SPK:
@JPN:　怒りに歪んだ僕の顔を満足そうに眺め、ホルマリン　プールには一瞥もくれない。
@ENG:

@IDX:49458
@OFF:0xdc02
@SPK:
@JPN:　なのに、浮かんでいるのが真魚だと知っている。
@ENG:

@IDX:49459
@OFF:0xdc3e
@SPK:
@JPN:　つまり……真魚は……こいつが……。
@ENG:

@IDX:49460
@OFF:0xdc82
@SPK:
@JPN:　僕を妙な実験に使い、御堂さんを苦しめ……そして　ついに……。
@ENG:

@IDX:49461
@OFF:0xde50
@SPK:
@JPN:　この女さえいなければ……真魚は……。
@ENG:

@IDX:49462
@OFF:0xde84
@SPK:
@JPN:　……ギリ、ギリと耳障りな音が聞こえる。
@ENG:

@IDX:49463
@OFF:0xdeba
@SPK:
@JPN:　それが自分の奥歯が発する音だと気づいた時には、　デッキブラシを握り締めていた……。
@ENG:

@IDX:49465
@OFF:0xdf65
@SPK:［千草］
@JPN:　フフフ、信じたくない気持ちも分かるけど……ちゃんと洗ってあげなきゃダメよ？
@ENG:

@IDX:49470
@OFF:0xe16b
@SPK:[\protag]
@JPN:　せっかく献体してくれたんだから。故人の遺志は尊重してあげないと。
@ENG:

@IDX:49475
@OFF:0xe363
@SPK:[\protag]
@JPN:　ねぇ？　あなたもそう思うでしょ？
@ENG:

@IDX:49478
@OFF:0xe3bb
@SPK:[\protag]
@JPN:　黙れ……
@ENG:

@IDX:49480
@OFF:0xe615
@SPK:黙れ……
@JPN:ダマレェェェーーーーー！！！！！
@ENG:

@IDX:49481
@OFF:0xed4e
@SPK:
@JPN:　う、嘘だ。
@ENG:

@IDX:49482
@OFF:0xed68
@SPK:
@JPN:　こんなの嘘だ。
@ENG:

@IDX:49483
@OFF:0xed86
@SPK:
@JPN:　嘘に決まってる。
@ENG:

@IDX:49484
@OFF:0xeda6
@SPK:
@JPN:　嘘に決まってるじゃないか！
@ENG:

@IDX:49485
@OFF:0xeea0
@SPK:
@JPN:　きっと死んだフリしてるだけだ。
@ENG:

@IDX:49486
@OFF:0xeece
@SPK:
@JPN:　そうだろ真魚！
@ENG:

@IDX:49487
@OFF:0xeeec
@SPK:
@JPN:　僕を驚かせようとしてるんだろ！
@ENG:

@IDX:49488
@OFF:0xef1a
@SPK:
@JPN:　返事しろよ！　真魚！！
@ENG:

@IDX:49489
@OFF:0xf012
@SPK:
@JPN:　ふざけるなよ！！
@ENG:

@IDX:49490
@OFF:0xf032
@SPK:
@JPN:　ちょっとやりすぎだぞ！！
@ENG:

@IDX:49491
@OFF:0xf05a
@SPK:
@JPN:　おい！　真魚！！　真魚！！！
@ENG:

@IDX:49492
@OFF:0xf158
@SPK:
@JPN:　もうやめてくれよ……。
@ENG:

@IDX:49493
@OFF:0xf17e
@SPK:
@JPN:　勘弁してくれよ……。
@ENG:

@IDX:49494
@OFF:0xf1a2
@SPK:
@JPN:　こんな冗談きつすぎるよ……。
@ENG:

@IDX:49495
@OFF:0xf29e
@SPK:
@JPN:　嘘だ、嘘だ、嘘だ。
@ENG:

@IDX:49496
@OFF:0xf2c0
@SPK:
@JPN:　死んでない、真魚は死んでない。
@ENG:

@IDX:49497
@OFF:0xf2ee
@SPK:
@JPN:　肌だってこんなにつやつやしてる。
@ENG:

@IDX:49498
@OFF:0xf31e
@SPK:
@JPN:　髪だってこんなに綺麗だ。
@ENG:

@IDX:49499
@OFF:0xf416
@SPK:
@JPN:　嘘だ。嘘だ。
@ENG:

@IDX:49500
@OFF:0xf432
@SPK:
@JPN:　生きてる。真魚は生きてるんだ。
@ENG:

@IDX:49501
@OFF:0xf460
@SPK:
@JPN:　胸だってこんなに柔らかい。
@ENG:

@IDX:49502
@OFF:0xf48a
@SPK:
@JPN:　唇だってこんなに柔らかい。
@ENG:

@IDX:49503
@OFF:0xf582
@SPK:
@JPN:　　　　　　　　　　　嘘だ
@ENG:

@IDX:49504
@OFF:0xf677
@SPK:
@JPN:　　　　　　　　　　　ウソだ
@ENG:

@IDX:49505
@OFF:0xf76e
@SPK:
@JPN:　　　　　　　　　　　ウそダ
@ENG:

@IDX:49506
@OFF:0xf865
@SPK:
@JPN:　　　　　　　　　　　うソダ
@ENG:

@IDX:49507
@OFF:0xf95c
@SPK:
@JPN:　　　　　　　　　　　嘘ダ
@ENG:

@IDX:49508
@OFF:0xfa51
@SPK:
@JPN:　　　　　　　　　　　ウソだ
@ENG:

@IDX:49509
@OFF:0xfb47
@SPK:
@JPN:　　　　　　　　　　　うソだ
@ENG:

@IDX:49510
@OFF:0xfcea
@SPK:
@JPN:　　　　　　　　　　　ウそだ
@ENG:

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@OFF:0xfe8b
@SPK:
@JPN:　　　　　　　　　　　嘘ダ
@ENG:

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@JPN:　　　　　　　　　　　ウソだ
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@SPK:　　　　　　　　ウ
@JPN:ソ
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@JPN:ダ
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@JPN:ー
@ENG:

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@JPN:ー
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@JPN:！
@ENG:

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@SPK:
@JPN:！
@ENG:

@IDX:49521
@OFF:0x103fc
@SPK:
@JPN:　僕は今、普通に就職して、平凡だが充実した毎日を　送っている。
@ENG:

@IDX:49522
@OFF:0x10448
@SPK:
@JPN:　医者に未練がないと言えば、ウソになる。
@ENG:

@IDX:49523
@OFF:0x1047e
@SPK:
@JPN:　だがそれでも諦めたこと自体は後悔していない。
@ENG:

@IDX:49524
@OFF:0x104ba
@SPK:
@JPN:　今の生活に不満はないし仕事もうまくいっている。　
@ENG:

@IDX:49526
@OFF:0x1053c
@SPK:　　　　　　　　それに
@JPN:…
@ENG:

@IDX:49527
@OFF:0x1054a
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:49528
@OFF:0x10558
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:49529
@OFF:0x10566
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:49530
@OFF:0x10574
@SPK:
@JPN:。
@ENG:

@IDX:49533
@OFF:0x1068e
@SPK:[\protag]
@JPN:　ほらぁ、起きろよぉ！　日曜だからって、いつまでも寝てちゃダメだろ？
@ENG:

@IDX:49535
@OFF:0x10702
@SPK:［真魚］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:49538
@OFF:0x10744
@SPK:[\protag]
@JPN:　そんなこと言ってもダメだよ！　久しぶりに晴れたんだから、布団を干しておきたいんだよ。ふかふかの布団で寝たいだろ？
@ENG:

@IDX:49540
@OFF:0x107e6
@SPK:［真魚］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:49543
@OFF:0x10828
@SPK:[\protag]
@JPN:　ば、バカなこと言ってないで、早く起きろよ！
@ENG:

@IDX:49545
@OFF:0x10884
@SPK:［真魚］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:49546
@OFF:0x108c2
@SPK:
@JPN:　それに今は、守るものがある。
@ENG:

@IDX:49547
@OFF:0x108ee
@SPK:
@JPN:　この生活を守るためなら、医者になどなれなくても　いい……。
@ENG:

@IDX:49548
@OFF:0x10938
@SPK:
@JPN:　そう思えるだけの幸せが、目の前に存在している。　
@ENG:

@IDX:49551
@OFF:0x109b4
@SPK:[\protag]
@JPN:　布団干したら、すぐご飯にするからな。
@ENG:

@IDX:49553
@OFF:0x10a0a
@SPK:［真魚］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:49556
@OFF:0x10a4c
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや、大丈夫だ。それより、顔洗ったら着替えろよ？　脱いだものは、洗濯籠に入れること！
@ENG:

@IDX:49558
@OFF:0x10ad2
@SPK:［真魚］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:49561
@OFF:0x10b14
@SPK:[\protag]
@JPN:　そういうこと。あっ！　お前の下着はちゃんとネットに入れて洗えよ？
@ENG:

@IDX:49563
@OFF:0x10b86
@SPK:［真魚］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:49564
@OFF:0x10bc6
@SPK:
@JPN:　こんな日々が、僕にとっての幸せ……。
@ENG:

@IDX:49565
@OFF:0x10bfa
@SPK:
@JPN:　僕と真魚の幸せの……。
@ENG:

@IDX:49569
@OFF:0x10cf8
@SPK:　し、
@JPN:せの、
@ENG:

@IDX:49571
@OFF:0x10d3a
@SPK:……
@JPN:ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ　
@ENG:

